2022/02/07

家の中で最大の道具と言えば。


  間取りも決まっていよいよこまかな作り込みの設計になったときに一番時間がかかるのは。。

そうキッチンスペース。


 最近は、ご夫婦ともにキッチンIに立つことが増えたので確認する項目も増えた。そもそも男性と女性では体の大きさが違うからキッチンの使いやすい高さや大きさが違う。高いところも女性では届かないけど、男性なら届く、といった具合に身体にあわせて高さと広さを決めるのに打合せは綿密にすすめる。


 キッチンの一般的な大きさ設計の基本寸法があって、高さは85センチ、奥行きは65センチ。個体差があるし好みもちがうのでできるだけ実物を体験してもらうのが一番と思っている。というかそうすべき。


 キッチンの次は電子レンジや炊飯器などの家電収納や日常使う食器などを収納するカップボード。収納力を上げるため引き出しタイプを選択する場合、キッチンとカップボードの間の広さは十分に検討したいところ。最小75センチ、標準85センチ。2人で使うなら95センチ。105センチをこえると広すぎて使いにくい。カップボードの奥行きは45センチが多い。電子レンジの奥行きが45センチ前後が多いこともあるが、冷蔵庫との奥行きが合わないのでカップボードの奥行は60センチのタイプをすすめてる。最近は奥行63センチの浅型の冷蔵庫も販売瀬れていて食器棚の奥行きがそろうのでスッキリ見せることができる。


 対面キッチンにする場合はダイニングスペースとの間にカウンターができるので、こちらの高さ広さも重要。


 食材や食器の仮置きで使う場合I奥行きがあると届かないし、高さがあるとこれまた届きにくい。高さを下げるとシンクで作業する手元が見えるので、シンク周辺は片づけとかないとゴチャゴチャした雰囲気がダイニングまで伝わってしまいます。


 キッチンは包丁使うなど細かい作業が多いので明るさも確保したいところ。自然光の明るさはもちろん、照明器具で明るさを調整できるようにもしておきたいですね。


 仕上げはタイルや木板を使って表情をつくる。


























家で住む方みんなが食事の支度のために使うキッチンは、使いやすい道具として活躍してもらいたい。