小学生のころ友達の家に遊びに行くのがとても好きでワクワクした記憶が鮮明に残っています。その中でも誕生会は僕だけでなく集まるみんなが楽しんでいたように思うけど、僕は部屋を見るのがとても好きだったんですね。使っている机やそこにある文房具、ベッドと寝具の柄など、ここだけ聞くと少々変わった小学生で困りものですが、部屋は使っている人の個性が詰まっているのでとても魅力的にうつりましたね。
家具の配置なんかもまじまじと見ていました。窓の近くに机があるのかベッドはどちらに向いているか、なにより楽しかったのは窓から見える周囲の風景。二階建ての家なら子供部屋はほぼ2階にあったのでなにが見えるか楽しみにしていました。僕はこのころから窓が好きだったようです。
家具で好きだったのはなんといっても2段ベッド。部屋の広さは変わらないのに、2段ベッドにあがるとさっきまで見ていた机や窓が小さく見えて部屋の雰囲気が全く違い驚いた記憶もこれまた鮮明に残っています。
ハシゴをつかって登ったベッドは天井がちかづいて狭いけど自分だけの空間のようにも思えたのを子供心によく覚えているから、このころの感覚って大切なんだなと思いますね。
子供部屋は登ったり下りたり、狭いスペースも作ったりしてみても楽しいと思いますよと提案してできたキッズスペース。これは楽しい!
気にってくれたらいいな。
ロフトへあがる階段から寝室を撮影。
壁に貼っている写真はマグネットで止めている。