2022/02/10

昇降狭小


  小学生のころ友達の家に遊びに行くのがとても好きでワクワクした記憶が鮮明に残っています。その中でも誕生会は僕だけでなく集まるみんなが楽しんでいたように思うけど、僕は部屋を見るのがとても好きだったんですね。使っている机やそこにある文房具、ベッドと寝具の柄など、ここだけ聞くと少々変わった小学生で困りものですが、部屋は使っている人の個性が詰まっているのでとても魅力的にうつりましたね。


 家具の配置なんかもまじまじと見ていました。窓の近くに机があるのかベッドはどちらに向いているか、なにより楽しかったのは窓から見える周囲の風景。二階建ての家なら子供部屋はほぼ2階にあったのでなにが見えるか楽しみにしていました。僕はこのころから窓が好きだったようです。


 家具で好きだったのはなんといっても2段ベッド。部屋の広さは変わらないのに、2段ベッドにあがるとさっきまで見ていた机や窓が小さく見えて部屋の雰囲気が全く違い驚いた記憶もこれまた鮮明に残っています。


 ハシゴをつかって登ったベッドは天井がちかづいて狭いけど自分だけの空間のようにも思えたのを子供心によく覚えているから、このころの感覚って大切なんだなと思いますね。


 子供部屋は登ったり下りたり、狭いスペースも作ったりしてみても楽しいと思いますよと提案してできたキッズスペース。これは楽しい!

気にってくれたらいいな。
























ロフトへあがる階段から寝室を撮影。

壁に貼っている写真はマグネットで止めている。


2022/02/07

家の中で最大の道具と言えば。


  間取りも決まっていよいよこまかな作り込みの設計になったときに一番時間がかかるのは。。

そうキッチンスペース。


 最近は、ご夫婦ともにキッチンIに立つことが増えたので確認する項目も増えた。そもそも男性と女性では体の大きさが違うからキッチンの使いやすい高さや大きさが違う。高いところも女性では届かないけど、男性なら届く、といった具合に身体にあわせて高さと広さを決めるのに打合せは綿密にすすめる。


 キッチンの一般的な大きさ設計の基本寸法があって、高さは85センチ、奥行きは65センチ。個体差があるし好みもちがうのでできるだけ実物を体験してもらうのが一番と思っている。というかそうすべき。


 キッチンの次は電子レンジや炊飯器などの家電収納や日常使う食器などを収納するカップボード。収納力を上げるため引き出しタイプを選択する場合、キッチンとカップボードの間の広さは十分に検討したいところ。最小75センチ、標準85センチ。2人で使うなら95センチ。105センチをこえると広すぎて使いにくい。カップボードの奥行きは45センチが多い。電子レンジの奥行きが45センチ前後が多いこともあるが、冷蔵庫との奥行きが合わないのでカップボードの奥行は60センチのタイプをすすめてる。最近は奥行63センチの浅型の冷蔵庫も販売瀬れていて食器棚の奥行きがそろうのでスッキリ見せることができる。


 対面キッチンにする場合はダイニングスペースとの間にカウンターができるので、こちらの高さ広さも重要。


 食材や食器の仮置きで使う場合I奥行きがあると届かないし、高さがあるとこれまた届きにくい。高さを下げるとシンクで作業する手元が見えるので、シンク周辺は片づけとかないとゴチャゴチャした雰囲気がダイニングまで伝わってしまいます。


 キッチンは包丁使うなど細かい作業が多いので明るさも確保したいところ。自然光の明るさはもちろん、照明器具で明るさを調整できるようにもしておきたいですね。


 仕上げはタイルや木板を使って表情をつくる。


























家で住む方みんなが食事の支度のために使うキッチンは、使いやすい道具として活躍してもらいたい。



2022/02/05

タタミ! イグサ! ワタカベ!!



 僕は若いころ、リフォームの仕事を中心にしていた.


 お客様の家を訪ね困っている点を聞いてみると,

「和室を洋室に変えてほしい」

がとても多く理由を聞いてみると、


・畳にカビが生える。

・干すのが大変

・ダニが気になる



 冬の室内湿度は40%前後だけど、梅雨になると90%を超える日が多くなる。すると畳の表面に湿気がたまってカビが発生する原因となり、しばらく使っていない和室に入ってみると白いカビでビックリ! なんてこともあったので洋室への変更するのもよくわかる。


 でもこの畳のデメリットを払拭した素材が開発され販売されています。それは、「和紙畳」と呼ばれる商品。従来、畳表にはイグサが使われていたけどこれを和紙に変えたのです。主原料が紙を使っているので簡単に着色でき選べる色も沢山、ピンク色の畳もあります。


 洋室が増えた家で、リビングの王様といえばソファー。でも、うっかりしていると上着をかけたり、背もたれにしてしまったり、なにより結構大きいので部屋を狭く見せることもあるし、重いから掃除のとき移動も大変。。


 これから家づくりを考えているお客様との打合せで「横になれるスペースも欲しいな」と希望する方には、こんな畳もありますよとすすめています。


 畳と相性のいいのは左官壁。しっくいや珪藻土などが思い浮かびますが、今回お施主様の希望されたのは繊維壁。以前はワタカベ(渡壁)と呼ばれていたものですが、劣化するとボロボロ落ちてこれまた掃除が大変で嫌われモノに。しかし、近年の材料は壁面への接着もよいので、年数がたっても安定しています。


畳の上に横になって窓から見える外の景色を楽しむのも住宅計画に取り入れてもいいかもしれないですね。








ここは畳表にイグサを使ったので香りも楽しめます^^