2022/02/03

ランドリースペース機能付き洗面脱衣場



 賃貸住宅では、脱衣場所に洗濯機と洗面化粧台を配置しているケースがほとんどで汚れるんですよね洗濯機廻り。


 とくに洗濯パンは隙間を作るからホコリがたまるし、洗濯機は重くて簡単に移動もできないので掃除も後回しになってします。厄介者の洗濯パンは洗濯機に接続している給水ホースや排水ホースからの水漏れが下階に漏れないように設置されていたものです。アパートやマンションなどの共同住宅では上から水漏れすると慌てますよね。近年はホースが外れると自動で止まる水栓金具や排水の取り付けバンドもよくなっているから洗濯パンを設置しないことも増えてきました。で、洗濯パンがなくなると洗濯機キャスターという優れモノを洗濯機に取り付けて簡単に移動できるようにるので掃除がとてもしやすくなります。


 洗濯物を干す場所も、突然の雨に濡れないように室内に干せる空間であるランドリースペースを求める方も多く、花粉症で悩まされる方はぜひとも間取り計画に盛り込みたいスペースとなりました。


 でも、部屋数を増やすと家が広くなって金額も増えてしまうので違う機能をもつそれぞれの空間、例えば脱衣場所と物干し場などを一つにしたりして乱暴に部屋が増えるのを防ぐ計画をします。脱衣場はお風呂に入るときに使うだけだから、その他の時間は使われない部屋となるので物干し場と相性がいいのです。換気扇や窓の配置も計画に盛り込んで必要であれば空調機も。今回は施主様の希望もあり洗濯物が速く乾くガス乾燥機を取り付けました。




これも共働きを支えてくれる大事なパートナーですね、頼もしい。





2022/02/02

造作カウンターがあるキッチン


  対面キッチンが住宅に取り入れられてから30年になるかな。昭和の終わるちょっと前に景気の良かった時期があったけどそのころに登場、とても高級なキッチンが出回ったのもこの時期。


 現在は共働き家庭が多く家事の軽減が求められ機能面と使い勝手で優れているキッチンが多い。その代表的なのが食器洗い乾燥機で最近はつけないほうが少ないぐらい。タイマー機能も充実していて夜間の安い電気代を利用して運転できるから節約にもつながって人気の商品。


 これに加え最近は”自分好み”を加えるようにもなった。インターネットでキッチンの写真を探すととても様々なキッチンスペースが出てくる。


 僕は建築中に作る造作家具が好きで、住む方の好みにあわせて設計図に加えるようにしている。仕上げに使う素材、色、大きさ、その場所にあわせて作れるのはとても楽しいし、好きな食器や子供の絵本、お店で一目ぼれした雑貨も飾ると部屋の雰囲気はとてもかわる。


 完成後引っ越しして一息ついたときに撮影会でお伺いしてみると、引き渡し直後とはすっかり変わり、ご家庭のいろがよく伝わる空間Iなっていて驚くことが多いので訪問するのはとても好き。




 ここもきっとお客さまの好みあふれるキッチンとダイニングスペースになるんだろうな。早く見てみたい。



2022/02/01

「明るくて暖かくて風通しの良い家」


 部屋の明るさは窓の大きさも必要だけど、取り付ける高さも大切。同じ大きさの窓でも30センチ高さが違うだけで部屋の明るさが随分変わることをできるだけ丁寧に伝えたいので、工事中に窓の高さや位置を説明するようにしている。設計図を描いている立場なら窓の大きさと高さは認識できてるが、お客様と共有できているかをいつも大切にしている。


 窓の高さに気を付けると、お隣さんと窓越しに目が合ってしまうこともなくなるからカーテンを開けることが増えると思う。カーテンあけると空が見えるし、夜は星も見える。朝日が差し込む東の窓も、夕日が部屋を照らす西の窓も好みの部屋作りができる。

「西日なんて暑いだけだから」

と思っている人にはいいお知らせ。近年はガラスの性能がとても向上しているので、西日は差しているけど暑さを感じにくいガラスもあるから驚きです。

 西日を嫌うのは僕らの世代ともう少し上の世代が呪文のように言い続けたのと、小さなころに使っていた自分の部屋が西日がよく差してとにかく暑いイメージが強く残っている人も西日は嫌う。嫌われ者の西日だけど夕暮れに見とれてしまうのは不思議です。


 徳島は敷地の起伏がないので平坦な土地に行儀よく並べる家が多いから、なおさら隣との視線がぶつかりやすくなってしまう。もっと敷地の特性をうまく使えば魅力的な建物になると思っているから、建物の外観をよく見せる庭も一緒に提案するようにしている。


 庭に植える植物が近隣の家との視線をにがしてくれたり、夏は太陽のキツイ日差しを抑えたりもする。冬はやらかい日差しを部屋の奥まで届けてくれるのは、住みだしてから体感すると家への愛着がさらに深まると思うし家で過ごす時間が好きになればいいなと思う。























            部屋の尾まで差し込む冬の日差し