2022/02/02

造作カウンターがあるキッチン


  対面キッチンが住宅に取り入れられてから30年になるかな。昭和の終わるちょっと前に景気の良かった時期があったけどそのころに登場、とても高級なキッチンが出回ったのもこの時期。


 現在は共働き家庭が多く家事の軽減が求められ機能面と使い勝手で優れているキッチンが多い。その代表的なのが食器洗い乾燥機で最近はつけないほうが少ないぐらい。タイマー機能も充実していて夜間の安い電気代を利用して運転できるから節約にもつながって人気の商品。


 これに加え最近は”自分好み”を加えるようにもなった。インターネットでキッチンの写真を探すととても様々なキッチンスペースが出てくる。


 僕は建築中に作る造作家具が好きで、住む方の好みにあわせて設計図に加えるようにしている。仕上げに使う素材、色、大きさ、その場所にあわせて作れるのはとても楽しいし、好きな食器や子供の絵本、お店で一目ぼれした雑貨も飾ると部屋の雰囲気はとてもかわる。


 完成後引っ越しして一息ついたときに撮影会でお伺いしてみると、引き渡し直後とはすっかり変わり、ご家庭のいろがよく伝わる空間Iなっていて驚くことが多いので訪問するのはとても好き。




 ここもきっとお客さまの好みあふれるキッチンとダイニングスペースになるんだろうな。早く見てみたい。



2022/02/01

「明るくて暖かくて風通しの良い家」


 部屋の明るさは窓の大きさも必要だけど、取り付ける高さも大切。同じ大きさの窓でも30センチ高さが違うだけで部屋の明るさが随分変わることをできるだけ丁寧に伝えたいので、工事中に窓の高さや位置を説明するようにしている。設計図を描いている立場なら窓の大きさと高さは認識できてるが、お客様と共有できているかをいつも大切にしている。


 窓の高さに気を付けると、お隣さんと窓越しに目が合ってしまうこともなくなるからカーテンを開けることが増えると思う。カーテンあけると空が見えるし、夜は星も見える。朝日が差し込む東の窓も、夕日が部屋を照らす西の窓も好みの部屋作りができる。

「西日なんて暑いだけだから」

と思っている人にはいいお知らせ。近年はガラスの性能がとても向上しているので、西日は差しているけど暑さを感じにくいガラスもあるから驚きです。

 西日を嫌うのは僕らの世代ともう少し上の世代が呪文のように言い続けたのと、小さなころに使っていた自分の部屋が西日がよく差してとにかく暑いイメージが強く残っている人も西日は嫌う。嫌われ者の西日だけど夕暮れに見とれてしまうのは不思議です。


 徳島は敷地の起伏がないので平坦な土地に行儀よく並べる家が多いから、なおさら隣との視線がぶつかりやすくなってしまう。もっと敷地の特性をうまく使えば魅力的な建物になると思っているから、建物の外観をよく見せる庭も一緒に提案するようにしている。


 庭に植える植物が近隣の家との視線をにがしてくれたり、夏は太陽のキツイ日差しを抑えたりもする。冬はやらかい日差しを部屋の奥まで届けてくれるのは、住みだしてから体感すると家への愛着がさらに深まると思うし家で過ごす時間が好きになればいいなと思う。























            部屋の尾まで差し込む冬の日差し

2022/01/30

鍵穴のない玄関扉


 玄関のカギをポストの中や鉢植えの下に隠して家族で共有できるようにしていた記憶を持っている方もいると思いますが、誰かに見つかってしまうと簡単に玄関の扉が開いてしまうので、できれば個別に鍵を持ってると安心できますよね。


 そこで最近よく見かけるようになったのは車と同じ、リモコンキー。


 ボタンを押せば解錠。引き戸の玄関扉もあってこれはいい。片手でかるく動くうえに横に動くから出入りもスムーズ。近年は引き戸を希望する方が増えているので商品も充実している。リモコンキーのもう一つの良いところはインターホンに連動して施錠解錠の操作ができること。玄関先の来訪者を確認してから解除ができるわけです。


 ところでこの玄関扉、取手周りを探しても鍵穴が見当たらないのはピッキング防止の目的もあります。泥棒が嫌がるドアが増えて防犯性が向上しているには安心できていい。では、鍵はないのかというと、鍵もあります。取手にカバーがされてあってそれをあけると鍵穴が見える。この鍵もセキュリティー向上のため製造メーカーでないと複製できないようになっています。


























 


 それにしても、泥棒が鍵穴に針金さしてカチャと開けるシーンは一昔前のようで近年はガラスを割って鍵をあけて侵入するほうが多い。家の提案で割れないガラスや人感センサー照明を合わせて設計にくわえるのは泥棒を撃退する方法のひとつとして有効だからです。